今日6月28日で、開業3年目に入りました。
2年という期間はホントにあっという間でしたが、ゆっくりながらも一歩一歩前進している感じです。
いつもお世話になっているお客様、勤務時代にお世話になった税理士事務所の所長はじめ職員の方々、開業にあたりお世話になったすべての方々、そして陰ながら応援してくれる家族に、感謝の気持ちでいっぱいです。
独立開業のときに、勤務先の所長から、
「税理士は独立開業してはじめて、経営者の本当の苦悩を理解できるから・・・」
というはなむけの言葉をいただきました。
勤務税理士の時代も、社長さんたちの資金繰りの悩み、事業展開の迷いなど、相談を受け、共有していたつもりだったので、そういうものかなあ・・・???と思っておりました。
でも、この2年間でそれが腑に落ちました。
例えば、資金繰りの悩みであれば、税理士として相談にのることができます。
借入をするなどの対策を考えることができます。
例えば、事業自体の行き詰まりの場合には、どうでしょう。
もちろんお話を聞くことはできます。
何らかの意見を述べたり、提案をしたりはできます。
でも自分で判断し、決断しなければならないのが経営者です。
経営者の方は、家族にも友人にも、なかなかそんな悩みを話しません。
まわりの人に話して簡単に解決できることだったら、そんなに悩むこともないでしょう。
自分が経営者となり、自分自身の事業のことをいろいろ考えるようになったからこそ、感じ取れるものがあるような気がしています。
1年目はホップ(独立してスタート)、2年目はステップ(一歩ずつ前進)、そして3年目はジャンプ(大きく飛躍)の年です。
大きな飛躍かどうかはわかりませんが、ジャンプの一年になるように精いっぱいお仕事していきたいと思います。
皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。