出口治明氏の「人生を面白くする本物の教養」を読みました。
出口氏は、還暦を迎える年齢から、戦後初の(「あさが来た」の時代ではなく・・・)独立系の生命保険会社を起業された方です。
そして、歴史や美術などにも造詣の深い教養人としても、有名な方ですよね。
出口氏によると、教養とは・・・、
● 人生におけるワクワクすること、面白いことや、楽しいことを増やすためのツール
● 自分の頭で考えること
だそうです。
ワクワクすることを増やすためのツールだったら、たくさん身につけた方がいいですよね・・・。
そのために必要だったら、知識を得た方がいい。
腑に落ちました!!
それから、自分の頭で考えること、日々の生活に追われ、なかなかできません・・・。
忙しいから・・・?
違います!できないことの言い訳としての仕事・・・。
だからあえて、仕事とは「どうでもいいもの」と言われてるんだと思います。
以前、雑誌の対談でも述べられていたように、ワークライフバランスではなくて、ライフワークバランスです。
「ライフ」がメインで、「ワーク」はそのための手段。
集中して働き、ライフを充実させるべきですね。
時間があっという間に過ぎていく毎日のなかで、今の自分にできることが何かを考えるヒントになりました。
きっかけはとっても大事ですから、この本に感謝です。