私事ですが、昨日は22回目の結婚記念日でした。
もう22年かぁ・・・という感じですが。
税の世界では、結婚して20年以上の夫婦の場合、居住用の不動産の贈与が2,000万円まで税金がかからないという制度があります。
いわゆる「おしどり贈与」といわれる、結婚20年での配偶者への感謝の気持ちを・・・という贈与です。
おしどりのオスとメスがいつも寄り添っていることから、仲良し夫婦のことを「おしどり夫婦」といいますよね。
でもおしどりは、雛が育つとオスは旅立っていき、別のメスを見つけるらしいです。
人間はそれでは困りますが・・・。
それはさておき、相続税対策として、または純粋に感謝の気持ちを示す方法として(?)、利用される方も多いのではないでしょうか。
実際、税理士としておすすめすることもよくあります。
でも、すべての方にとって、相続税対策として有効なわけではありませんので、ご注意を・・・。
不動産取得税がかかったり、登記の際の税率が高かったりとデメリットもありますので。
以前お客様にこの贈与のお話をしたときには、
「冗談じゃないよ!そんなことしたら、将来家から追い出されるかもしれないじゃないか・・・!」
とのご意見も・・・。(;^_^A