【なぜ事務所を移転したの？】

事務所の移転をお知らせするたび、何度となく繰り返された質問です。

もちろん理由はひとつではありません。
嬉しい理由も、あまり歓迎できない理由もいろいろありました。

そのうちの理由の一つが、仕事の効率と親との問題の葛藤でした。

高齢で自宅療養中の父と父の世話をしている認知症が始まった母。
父の様子に一喜一憂し、芳しくないとストレスをためています。

自宅事務所で仕事をしている娘
↓
理由をつけては話しかけにくる母
↓
テキトーにしか返事をしない娘　(>_<)
↓
ションボリしたりキレたりする母　(-_-)

税理士の仕事は、細かい数字を扱っていることもあり、「話しかけないで・・・！」となってしまうのです。
未熟ですね、私・・・。

近くで母を支えてあげなければ…と思っていましたが、いまひとつ仕事に集中することもできず・・・。
精神衛生上のこともあり、仕事の効率を上げることを目指して、今回の移転を決意しました。

距離ができた分、優しい気持ちになれるような・・・。
もちろん父の通院の付き添いなど、私のできる範囲ではがんばるつもりです。

親の介護の問題は、多くの方がこれから避けて通れないものでしょう。
だからこそ多くの企業が介護離職を防ぐ制度を作り始めていますよね。

幸い税理士という自営業の場合、時間は自由です。
仕事のやり方や時間の使い方で、なんとか両立できないものか・・・。
というか、なんとかする方法を模索していきます！！

今回初めて、地域包括支援センター（高齢者相談センター）にお世話になっておりますが、
相談員の方はホント親切です。
いつでも相談できる！と思えることが、ちょっとだけ安心です(*^-^*)